六地蔵ここに来ると、人の気配と声がいっせいにあふれ出す。車が左右を行き交い、特に左側の二車線には車がびゅんびゅんと走ってくる。二車線の間には地蔵菩薩が一列に並び、有名な観光地となっていて、今も外から来た人が写真を撮っている。週末ではないのに、観光客はまったく減らない。——『世界の終わりの庭で』 神の手/お地蔵さんが六体並ぶ前で観光客が写真を撮っているのを眺めながら通りすぎる。その間も大きな影が常にわたしに寄り添うということは、こちらの歩幅に合わせているということ。——『海のカナリア』/「えーと、まず、ここにはお地蔵さんがあります。」 しばらくすると、人力車の大きな車輪のそばに、観光スポットらしき場所が現れた。目の前には赤い帽子と前掛けをかけた地蔵菩薩が六体ある。——『安達と島村11』/海の導きにしたがって、私たちはすぐに大通りに出た。道の真ん中には鳥居に似た構造物があり、そして巨大な石像……なんと言えばいいのか分からない。巨大な地蔵のような石像が一列に並んでいる。石像の前では外国人観光客が写真を撮っていて、後方では客を乗せた人力車が行き交っている。——『その人とキスをした少女は僕の初恋3』 『向星祈愿』
出典:Anitabi問題を報告